こんにちは。清水やすとしです。
フローパフォーマンストレーニングとは、簡単に言うとボディメイクと
メンタルトレーニングを掛け合わせたものです。
多くのトレーニングとの違いも、メンタル面のトレーニングに比重を置いていることです。
それでは、そもそもなぜぼくがメンタル面のトレーニングをはじめたのか。
少し長くなりますが、もし良ければ聞いてください。
何をやっても結果が出ない!
どんどん体力もついていくし、技術も上がっていき、練習でも全国入賞選手にポイントで
勝ることもあり、どんどん自分に自信もつきました。
本番に弱い
試合になると、全く勝てません。信じられないくらい勝てない。
勝つどころか、判定にもいかないで、ストップ負け(KO負けのようなもの)
してしまう。
「試合になるとなんでそんな弱いんだ」
よく言われました。
「練習じゃ勝てるのに、試合じゃ勝てない。」
自分の頭の中で、この言葉がリピートされて、辛かったです。
気持ちが弱い
「お前は気持ちが弱い」とめちゃ言われました。
自分でもそう思いました。気持ちが強くなれば、ボクサーとしても
人生としても変わると思いました。
一時的には良いんだけど
「気持ち」というのが自分の課題だということには
もう、嫌でも、強制的に向き合うことになりました。
人から見れば大したことはないかもしれませんが、その当時のぼくはぼくなりに、自分の全てをボクシングに懸けて
日々過ごしていました。それでも、いくらやっても勝てない。
「気持ち」というキーワードに引っ掛かるものを手当たり次第探し、調べ、
可能なものは実践していきました。
ポジティブシンキング、自律神経訓練法、目標設定、ルーティンワーク、、、。
確かに、どれも効果は感じました。でも肝心の試合、ぼくにとっての“本番”に
効果を発揮してくれるものには出会えませんでした。
衝撃的な一言
自分を変えてくれるキッカケ探し続けていると、「スラムダンク勝利学」という一冊の本に出会い、即座に「ビビッと」きました。ぼくがそれまでに知ったノウハウ本とは違うことに感動し、すぐに著者の辻秀一先生に連絡をしました。
そして、数ヵ月後にお会いすることに、、、。
これまでのぼくの話を聞いてもらってから、言われた一言。
「思い通りにいかなくて当たり前だよ。」
ハッキリと言われました。正直、優しい言葉をかけてくれるのかなと予想していたぼくは驚いたと同時に、
そう言われた瞬間、「スラムダンク勝利学」という本に出会ったときと同様に、「ビビッと」電流が身体を走った体感は
今でも覚えています。
それから、具体的に、日常でのメンタルをトレーニングする方法を教わりはじめました。
圧倒的な体感
メンタルトレーニングをはじめて半年後に、ぼくははじめて北海道大会で優勝しました。(今さらですが
北海道出身です。)その優勝できたという経験ではなくて、そのときリングに上がったときの視野の広さ明るさ、足の裏のリングに触れる感触、皮膚から感じる体温、聞こえる応援席の声、気持ちの余裕、、、
全てに過去の自分との変化をハッキリと感じました。3日間続く大会でしたが、1日過ぎるごとに変化する体感が強くなりました。
その体感があり、その後社会に出て完全飛び込みの営業職に就いてもなお、
メンタルトレーニングは続けました。
営業職は、言うまでもなくボクシングと使うスキルは違いますが、
・どんなときも余裕を作り出すこと
・集中力を高め、目の前に全力を尽くすこと
・どんなことが起きても、切り替えること
などが役立つということは、闘う場所が変わっても同じでした。
むしろ、もしそのスキルの磨き方を知らなければ、グループ内トップセールスを経験することも、営業職を続けることすらも出来なかったと確信してます。
その体感がぼくがメンタルトレーニングを続ける大きな理由の一つです。
まとめ
メンタルトレーニングをはじめたことで、本番で力を発揮するためのスキルが磨かれていることはもちろん、
本番、日常に関わらず、気持ちの切り換えスピードが格段に上がりました。辛い、苦しい環境に身を置くだけではメンタルはすり減っていくだけで、辛い、苦しい環境を活かすためにも適切なトレーニング方法が必要です。